水草水槽立ち上げ（CO2キットの作成）

CO2キットを組み立てていきます。

アクアリウム用のCO2ガスの小型ボンベは結構割高なので、ミドボンを使うことにしました。

ミドボンは酒屋さんでレンタルすると、5kgで7～8,000円くらいです。ボンベの返却時に5,000円が返ってきます。アクアリウム用のCO2キットのボンベと値段を比べると結構な差がでます。

ミドボンから水槽にCO2添加までのパーツの構成

下記のような順番でつなげていきます。

1. ミドボン
2. レギュレータ
3. 電磁弁
4. スピードコントローラー
5. 逆流防止弁（チェックバルブ）
6. バブルカウンター
7. ディフィーザー

ミドボン～レギュレータ

レギュレータは、CO2ボンベ（ミドボン）内の圧力を減圧してくれます。レギュレータから先の気体は減圧された圧力で一定となります。CO2キットで使える程度の弱い圧力に設定します。

アクアビッツさんのMJ-02Aという製品を使いました。Made in Japan です。

ミドボンへ接続するとこんな感じ。

レギュレータ～電磁弁

電磁弁は、名前のとおり弁です。電気がONの時に弁が開いて気体を通し、電気がOFFの時には弁が閉じて気体が流れるのを止めます。電気のON/OFFは、タイマー式のコンセントを使います。

アクアビッツさんの、CKD EXA電磁弁 を使っています。月々の電気代が1日8時間使用で3円程度です。

つなげるとこんな感じ。

電磁弁～スピードコントローラー

次に電磁弁とスピードコントローラーをつなげます。スピードコントローラーは、CO2の添加量を微調整することができます。調整ねじを使って気体の流量を調節します。バブルカウンターを使うと気体がどのくらいのペースで出ているかわかるようになります。60cm水槽の場合は、1秒間に1滴程度になるように調整します。

※ 向きがあるので注意。このスピードコントローラーは、上の写真の場合、左側から気体が入って、黒い部分から気体がでるようになっています。

スピードコントローラー～逆流防止弁（チェックバルブ）

逆流防止弁（チェックバルブ）は、水、気体を一定の方向にしか流さないようにする機器です。スピードコントローラーの水槽側につけて、スピードコントローラーに水槽の水が入ってこないようにします。

※ これも向きがあります。上の写真の場合は、下から上に向かってしか気体を流しません。

逆流防止弁（チェックバルブ）～バブルカウンター

バブルカウンターは、気体の流量を確認することができます。60cm水槽の場合は1秒間に1滴くらいになるように調整します。

キャップを外し、中に水を入れます。ボンベ側に逆流防止弁がついていないと水が垂れてくるので注意。

バブルカウンター～ディフィーザー

ディフィーザーは、拡散器といって、流れてきた気体を水槽内に拡散します。パラパラとCO2が出てきて綺麗です。

ぜんぶつなげるとこんな感じ。

※ 写真は、スピードコントローラーの向きが間違えています。最初気づかなかった…

水槽立ち上げ完成

最後にLEDライトをつけました。

これでひとまず水槽の立ち上げがすべて完了です。